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ビジネス誌CAPITALが»Champion of the Digital Transformation»にシーペックスを選出:ドイツ・ボトロップを拠点とするシーペックスの技術実績が改めて高く評価される。
従来からの機械エンジニアリングも未来を見据えています。その未来はデジタル化にあると言っても過言ではないでしょう。シーペックス(SEEPEX)は、すでにプログレッシブ・キャビティ・ポンプの世界的トップメーカーですが、その製品のデジタル化に向けた可能性をも提案できるという強みをしっかり活かしており、この点が再び評価されました。ビジネス誌であるCAPITAL誌とコンサルティング企業のInfront Consulting Company社が行ったベンチマーク調査によって、ドイツ・ボトロップを拠点とする当社が»Champion of the Digital Transformation〔デジタル・トランスフォーメーション推進における優秀企業〕»に選ばれたのです。
この調査が重視したのは、産業面やビジネス面の可能性における固定概念を打破するような優れたアプローチとその最適な実践です。シーペックスは »Mechanical Engineering〔機械エンジニアリング〕»部門において、全127社の候補企業を抑えて、最優秀企業5社のうちの1社となりました。この評価により、当社はボトロップを拠点とする中規模企業ながら、デジタル・トランスフォーメーションの取組みにおいて、一貫して正しい方向に歩んでいることが裏付けられました。
包括的アプローチがもつ訴求力
審査委員会が高く評価したのは、初期段階から始まり、さらなる開発へと連続的につながるデジタル・エコシステムとしてのシーペックスの包括的アプローチです。これにはSEEPEX Shopといった保守サービスや、ポンプ性能の最適化に向けたモニタリングや高度な分析オプションを提供するサービスアプリや契約デジタルサービスなども含まれます。もちろん、このエコシステムの完全さを担保しているのが、デジタル化ポンプや制御システムに加え、初めて自動化を実現したプログレッシブ・キャビティ・ポンプなどの技術革新です。さらに、すべてのリソースが自社開発のSEEPEX Connected Servicesというクラウドサービスに接続されています。「こうした広範なサービス全体を通じて、新たな事業分野の開拓とともに、顧客ロイヤリティの向上を可能にしています」と、シーペックスの常務取締役Dr. Christian Hansenは自信をもって説明しています。
初期段階から人材を取り込んで
この変革は、経営陣から従業員におよぶ共通の意志のもと推進しています。社内で多く方策を立て、できるだけ早い段階から社員に関わってもらい、現代的な企業文化に即した取組みを行ってきました。
その一例に3年以上も前に立ち上げた2つの委員会があります。デジタル製品とサービスの導入を定期的に議論する運営委員会と意見交換会です。これにより、経営陣と社員の間で創造的なアイデアを共有するという情報の流れを強化しました。さらに、目的に合わせたトレーニング講習会や全社員のための人的交流プログラムも設けています。
お客様満足度を高め、もっと素早いサービス提供を
「選定にあたった主催者の皆様に当社デジタル・ソリューションを評価いただけたことで、自信をさらに深めました。これで、また新たなメリットの創出やサービスの開発が可能になり、いっそうお客様満足度を高めることができます。このデジタル・ソリューションをもとに、お客様は運用コストできると同時に、当社と直接的に連携いただけるからです」と、Christian Hansenは述べています。